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バチェロレッテ福田萌子に学ぶ夫/彼氏をデキる男に育てるポイント

10月9日から「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン1が放送開始し、大きな話題になっています。

バチェロレッテ・ジャパンとは、1人の魅力的な女性が複数の男性の中から結婚相手にふさわしい人を選ぶ、婚活サバイバル番組です。

 

すでに10月9日にはエピソード1~4が放送されましたが、主役である福田萌子さんは、17名の大変個性に溢れる男性陣を目の前にして、男性をデキる男に育てる言動を実行されているなと感心しました。

 

普段から夫や彼に「もっとこうなって欲しい」と思うことがあっても、女性として具体的にどうしたらよいか、ピンとこないという方もいるかもしれません。

 

そこで今回は、「バチェロレッテ福田萌子に学ぶ『デキる男に育てるポイント』」と題して、米国大学院で心理学を学んだtomoが夫・彼氏を育てるポイントをまとめていきたいと思います。

 

それでは早速見ていきましょう!

 

ありのままを受け入れる

夫や彼氏をデキる男にするためにまず必要なのが、相手の考え方、価値観、感性などについて、善悪をつけずにありのままを受け止めることです。

 

デキる男にするには「がんばれがんばれ!」とお尻を叩くイメージをされる方もいるかもしれません。

 

しかし、人が成長するためにはまず大前提として「安心感」が非常に重要になります。

この安心感は簡単に言うと「その人がその人でいていい」という感覚です。

 

安心感はすべての良い人間関係の土台となります。またカップルの間では、お互いの愛着を育むために非常に重要な要素となります。

 

文句タレタレ言われて安心感を感じられる人はいませんよね。

安心感を感じられるようにするためには、まず「ありのままで認められる」ことが大切です。

福田萌子さんは、バチェロレッテに参加している男性たちとの会話の中で、よく「あなたはこう感じるのですね」「あなたは~~という経験をしたのですね」という話し方をしていました。

 

中には、不倫によって離婚を経験した男性もいて、その経験を福田萌子さんに打ち明けました。

 

普通、そのような話を聞いたら「不倫して離婚したの!?」と驚くとともに、その経験を「悪いこと」として色眼鏡をかけて相手見てしまうことが多いかもしれません。

 

しかし福田萌子さんは「あなたは誰かを傷つけた経験を持っているんですね」と返し、相手に対して良し悪しをつけず、まずはそのままの姿で認めるということをしていました。

 

これは相手の価値観・考え方・感性・経験などを尊重し、相手を価値のある人として扱うということになります。

 

このように、夫・彼氏がデキる男になるためには、まず安心感を築く必要があり、そのためには「相手をありのまま受け入れる」ことが大切なポイントとなります。



共感する

次に夫・彼氏をデキる男にするために大切なのは、相手の気持ちや状況に対して、共感(理解)を示すことです。

 

共感を示すことで、相手は自分の気持ちに正直になって話すことができるようになります。

デキる男は「誰から見てもかっこいい」男を想像するかもしれません。

しかし人が成長するためには、正直・素直であることが必要です。かっこよさを演じ、自分の弱さを隠していては成長することはできません。

 

ですので信頼して自由になんでも話せることは、人の成長にとって非常に大切な要素となります。

 

共感を示すためには、心理学でよく使う「傾聴」という聞き方が参考になります。

傾聴とは、首を「傾けて」「聴く」ように、相手の目線にまでいって相手の話を相手の立場に立って理解するということです。

 

「そういう気持ちだったんだね」「そんな状況にいたらそう思うよね」などと、相手がどのような感情を抱いていたか、その理由は何だったかなど理解することを意味します。

 

福田萌子さんも、いじめやつらい経験について語った男性に対して共感を示していました。

 

この反対となるのが、自分の「こうであるべき」という物差しを押し付けることです。

 

相手が自分と異なる考えや指向などを持っている場合、「こうであるべき」という自分の考えを押し付けないことが大切です。

 

そのためには、自分がどのような「こうであるべき」という考えを持っているか、その考えがどの程度自分に影響しているのかなどについて、自分自身を理解しておくことが必要です。

 

福田萌子さんもしていたように、相手と自分は異なることを意識して、相手を否定せず、支配したりせず、尊重することがとても大切になります。



ポジティブな言葉をかける

次に夫・彼氏をデキる男にするために大切なのは、「ポジティブな言葉」を心がけることです。

ポジティブな言葉は男性にとって自分に自信を持つエネルギーの糧となります。自信のある男性は魅力的になります。

 

そのために参考となるのが、結婚カウンセリングでよく紹介される「ゴットマン(Gottman)の5対1の法則」です。

 

この5対1とは、カップルの間でやりとりされる「ポジティブなやりとり」と「ネガティブなやりとり」の割合を意味しています。

 

研究を行ったところ、「ポジティブが5に対し、ネガティブが1の割合でコミュニケーションができているカップル」は、関係性の良いカップルであることがわかりました。

 

それに対し、「ポジティブとネガティブの比率が1対1、もしくは0対1のカップルはうまくいっていないカップル」であることがわかりました。

 

この研究が示す通り、「いつもありがとう」「あなたが~~してくれたから助かったよ」「~~なあなたは素敵だよ」など、相手のよいところや感謝の気持ちなどポジティブな言葉を表現することで、カップルの関係性も良くなります。

 

良い関係性は男性の自信にもなりますし、ポジティブな言葉はそのものが自信につながります。

 

福田萌子さんも番組の中で、自分をうまく表現できなくて苦しんでいた杉田さんに対して、「あなたはこんな素晴らしいところがあるんだよ」と良いところを見つけて、言語化して伝えていました。

 

杉田さんは自信を取り戻し、どんどん魅力的な男性になって、ますます魅力が輝くようになりました。

 

ポジティブな言葉を心がけていきたいですね。




気づきを促す質問をする

次に夫・彼氏をデキる男にするために大切なのは、気づきを促すような質問をすることです。

 

これは福田萌子さんが相手を選び抜く際によく使っていたように思いました。

福田萌子さんは、「あなたの理想とする人生は?」「あなたは今まで人にあわせて生きてきたんじゃない?」「本当のあなたは何を求めている?」などと、男性陣に語りかけていました。

 

それを聞いた男性陣は、ハッと「自分は今まで何をやってきたのだろう」と気が付き、「最高の男性になってやろう!」と思うようになって、顔付きまで男らしく素敵に変わっていました。

 

本音を突く質問は、「あなたとは?」「あなたの生き方は?」「人生のゴールは?」「何をしたい?」「何を大切にする?」というような目に見えないけれど、その人の人生にとって大切なことがらに対する質問です。

 

その質問や問いかけを通して、男性は深く考えるきっかけを得ます。

そしてそこで得た「気づき」を得て、本質を見て生きていくことのできる芯のある男性に変わっていくことができると思います。

 

ここでのポイントは、自分から答えを言ってしまわないことです。

相手に考えさせ、相手が気が付くのを励まし、見届けるだけで十分です。

 

普段の会話の中ではあまり頻繁に行われないかもしれません。

しかし人生の重要な事柄について話し合う時や、考えるような局面になった時に、このような質問をすることで、ふと重要なことに対し考えるきっかけを与えることができるかもしれません。

 

それによってさらに男性の魅力を惹き出し、男性が輝くことができるようになると思います。




信じる

ここまで来たら、あとは夫・彼氏のことをとことん信じてあげることです。

「できるよ!」「大丈夫!」というスタンスで、あまり過干渉にならず、心配せずに見守って信じ続けてあげることです。

 

男性は信じてもらえば力を発揮することができます。

 

たまにずっこけて失敗することもあるかもしれませんが、「失敗は成長の母」と長い目で成長を見守っていきたいですね。

 




まとめ

今回は、「バチェロレッテ福田萌子に学ぶ『デキる男に育てるポイント』」と題して、バチェロレッテ・ジャパンの主役である福田萌子さんの言動をヒントに、男性をデキる男にするポイントをまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

 

5つのポイントをもう一度まとめますね。

ここにタイトルを入力

・ありのまま受け入れる
・共感する
・ポジティブな言葉をかける
・気づきを促す質問をする
・信じる

 

これらは「自分がしてほしいことを相手にする」ということに尽きるのかもしれませんね。

ここで紹介したポイントを、PDCAサイクルのようにクルクル回してみてください。

気が付いたら「あれ!?」と、素敵な男性に近づいているのに気づくかもしれません。

 

それでは、今回はここまでとさせていただきます。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!